社協では市内20箇所の社協支部で地域福祉活動を行っています。社協支部は、各種団体で構成され、それぞれの団体が、地域福祉という共通の目的推進のため、お互いの強みを生かしながら活動を行っています。また社協では福祉委員の設置を社協支部にお願いし、地域の中のちょっとした気づきを支部役員・市社協や専門職に伝えていただくことで、早期支援に結び付けるネットワークによる地域福祉活動を実施しています。
ふれあいサロンとは、身近な地域において、気軽に出かけて仲間作りをしたり、一緒に食事をしたりするなど、自由な雰囲気のもとで、ふれあい・交流することができる場です。
社協では、地域の役員と一緒にサロンの推進をし、住民同士のつながりをさらに深めることができるように、『ふれあい』から『ささえあい』ができる地域づくりをすすめています。
家の中で過ごしがちな高齢者と、地域住民(ボランティア等)が、自宅から歩いていける場所に気軽に集い、ふれあいを通して生きがいづくり・仲間づくりの輪を広げるとともに、介護予防などの取組みが出来る場所として開催しています。場所は集会所であったり、個人宅の場合もあります。内容も、お茶を飲みながらのおしゃべり、各専門職のお話や血圧測定、健康体操などさまざまです。「気軽に」「無理なく」「楽しく」話して笑い、楽しい時間を過ごしながら住民同士のふれ合い支え合いの場となることが出来るように実施しています。
(各地区のサロンの場所などは、社協支部の紹介ページから確認できます)
核家族化などにより、子育ての不安や悩みを抱えながら、誰にも相談できずにいる世帯が多くなってきていることから、『ふれあい・子育てサロン』を行っています。自分が住んでいる地域を拠点に、子育て中の方が、人生の先輩である地区の役員さんにアドバイスをいただいたり、また専門職からアドバイスをいただいたり、親同士の輪、仲間づくりを行うことができる支え合いの活動として実施しています。
(子育てサロン一覧表はこちら)
いのちのバトンとは社協新山支部ではじまり、現在では笠岡市全域で実施されている緊急時の情報キットです。バトンという専用の容器に親族の連絡先やかかりつけ病院などの医療情報や、薬剤情報、健康保険証(写し)などを入れ、冷蔵庫に保管しておくことで、万が一の救急時に備えるためのものです。
対象者は原則、市内にお住いの75歳以上の高齢者のみの世帯、体の不自由な人の世帯等です。本人の同意を得た場合のみの設置となります。
設置については、社協支部が行っていますので、地域の社協支部役員・民生委員までお問い合わせください。(不明の場合は市社協までご連絡ください)